株価が年率64.3%も伸びてるんだけど(実は日本の話)


年率64%も伸びてる、と言われるとまるで新興国かどこかの話に聞こえますが、日本の話しです。チャートは日経平均株価。11月2日に付けた9,123円からほぼ一直線に右肩上がりで伸び、ついに今日、10,842円まで行きました。およそ3ヶ月で18.8%。年率換算すると64.3%っていう高い伸びです。(11月2日〜2月16日を107日として365日に換算)
11月2日といえばちょうどQE2発表の前日ですね。そこを節目に一気に上昇しました。お金の量が増えたけど、株の量は同じだから値段が上がった、という割と人工的に押し上げられた株価にも見えます。10月頭にはQE2の話題が出ていますから、押し目で買った人はいまごろかなり儲かってるはずですね。企業の好業績にも支えられてるのはもちろんですが。

QE2とは
別名:キューイーツー、量的金融緩和第2弾、量的金融緩和第二弾、量的緩和第2弾、量的緩和第二弾英語:second round of quantitative easing、quantitative easing 2
米国の連邦準備理事会(FRB)が、2010年11月3日に行われた連邦公開市場委員会FOMC)の後に発表した、景気回復の促進とインフレ率の低下の阻止などを目的とした量的緩和政策のこと。「QE」は「quantitative easing(量的緩和)」の略で、その第2弾にあたるため「QE2」と呼ばれる。
http://www.weblio.jp/content/QE2


で、この株価がいつまで続くか、ですが、もうちょっと長いスパン(10年)で見てみるとこんな感じ。
よく見ると実はまだリーマンショック(2008年9月)以前には戻ってないんですよね。アメリカは戻ってるみたいなこと言ってますが。2008年9月以前まで戻すでしょうか。値段で言うと14,000円ぐらい?戻すならそのへんまで一気に行っちゃう?2005年の「誰がやっても勝った超強気相場」(左の赤矢印)が再び戻ってくるんでしょうか。楽しみではあります。