映画「告白」 松たか子主演

映画「告白」の試写会の券を頂いたので、ひと足お先に見てきました。

映画「告白」公式サイト
映画館でもテレビでもかなりの量のCMをやっているので、目にしている人も多いと思います。松たか子さん主演の「私の娘が死にました。このクラスの生徒に殺されたのです。」というやつです。原作は湊かなえさんの同名小説。本屋大賞の受賞作です。
すごいです。なんというか、ゾクゾクする怖さがあります。入り口でストレスボールを渡されたのですが、すぐにその意味がわかりました。映画を見ながら何度握りしめたことか。怖い映画なんだったら、始めからそう言っといてよ。みたいな。
犯人探しだと思って見ていたら、全然違う話でした。この意外感はちょっと体験したことが無いです。犯人は割とあっさり分かります。分かった後からが、この映画の本編です。一体なにがどこにどう着地するのか、全く分かりません。すごく静かなテンポで、でも激しく心情を揺さぶられるジェットコースターです。レールの先は暗闇になってて、どっちにつながってるのか全然見えない。そんな感じ。
心理描写と臨場感がすごいです。丁寧にして残酷。
主題歌、RadioheadのLast Flowersが名曲なんですが、またこの映画の陰鬱な雰囲気を盛り上げます。

新しいジャンルのジャパニーズホラーとして、ぜひ海外に持っていって欲しいです。
これ年齢制限ないんだろうか。中学生以下にはちょっとキツイ気もするんだけど。と、思ったらR-15でした。だよねえ。

あと、美月役の橋本愛さんはヒットですよ。こんなキレイな中学生、普通いないよなあ。
ロードショー始まったらもっかい見に行くかも。